理科授業に役立つポートフォリオ評価

本書は、日本での実践を基に書かれている。ポートフォリオを用いて、子どもたちが自分の活動を振り返る実践が多い。
過去の学習をまとめる凝縮ポートフォリオ作り、活動と心情とをあわせて記載できる学習履歴図、付箋を用いた評価、評価基準の明確化、ノートの振り返り、授業者等への手紙、ルーブリックの作成などなど。大変参考になった。

しかし、従来のノートやプリントを用いた記録とどこが違うのか、明確ではなかった。
次の点について、さらに知りたいし、調べたい。

  • 科学的な考え方がみとれるように、あるは技能を残すためには、ポートフォリオに何を入れると効果的なのか(ノートやプリントだけでよいのか)
  • 教師の評価を子供にどう伝えるのか
  • 教師の評価を指導にどういかすのか